2022.06.29
◆スタッフブログ
お鼻の不調は熱中症になりやすい!?
こんにちは かんじんかな~めです。
今何月?と言いたくなる暑さ・・・。
コロナも増えてきている地域もあるそうですが、
熱中症もかなり心配ですね。。。
水分補給も肝心ですが、
予防のカギを握るのは、実は
『鼻』
だったんです!!!

体温が上がると、汗をかいて体を冷やしたり、体表の血管を拡張させて放熱します。
汗をあまりかかない、血流が悪くて血管があまり拡張せず放熱が少ないと、
深部体温(体内の臓器の温度)が上がって熱がたまり、
脱水症状を起こして体内の水分や塩分が不足したり、
脳の温度が上がって『体温調節機能』がうまく働かなくなって、
めまい、吐き気、頭痛、けいれん、意識障害などさまざまな症状が表れます。
これが『熱中症』です。
『体温調節』は、自律神経中枢によってコントロールされています。
自律神経中枢はほかにも、呼吸、心拍、血圧、摂食や飲水行動といった生命活動を
つかさどる重要な部位です。
脳の温度が上がると、
体温がコントロールできなくなって『熱中症』を招いてしまいます。
脳は、ただでさえ発熱量が多いので、常に冷却が必要なんです。
暑い時期は意識して脳を冷やすことが、熱中症の予防につながります!
○脳を冷やすには???
「脳(=自律神経中枢)」を冷やすのに重要な役割をしているのが・・・
『鼻』

だったのです(‘ω’)ノ
自律神経中枢は脳のど真ん中にあって、その場所は鼻腔の真上に当たります。
鼻腔の奥には脳とつながっている毛細血管がたくさん通っているので、
鼻呼吸をして冷たい空気を通過させれば、
熱交換によって脳を冷やすことができるということなんです。
『鼻は脳の冷却装置』とも言われているそうです。
鼻が詰まると
ボーッとする
バテやすくなってパフォーマンスが落ちる
ということがあるのは、
脳をうまく冷やせずに温度が上昇してしまうからだったんです。
そのため、
鼻詰まりの人は熱中症にかかりやすいといえます。
鼻詰まりがある方、この時期鼻の調子が悪い方、
早めにご相談くださいね。
お鼻の不調対策あります!(^^)!

この時期のマスク着用は、
吸った空気が温かくなっているマスクを通過してくるので、冷えた空気は取り込めません。
さらに、吐く息がマスクを温めて、次に吸い込む空気にも熱が加わっちゃいます。。。
ずっとマスクを着けることによって、
呼吸で脳を冷やす効果が圧倒的に落ちてしまうのは確実です!
運動している時は自律神経中枢に負担がかかるので、
脳の温度はさらに上がるんです。
そのため、マスクを着けたまま運動するのは危険です。
なるべく屋外では人混みでなければ
マスクを外す、鼻は出してすれ違うときだけ戻すなどして
鼻呼吸での脳の冷却を意識しておきましょう。
暑い時期に起こりやすい
鼻の不調、熱中症、疲労、睡眠のお悩み等等
お早めにご相談ください。
しばらく暑い日がつづくそうなので
お気をつけてお過ごしください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。