2022.02.16
◆スタッフブログ
ツライ症状に!!
こんにちは かんじんかな~めです。
北京オリンピック、
現地は寒そうですが、毎日熱いものが伝わってきますね!!

選手の皆さんの体調管理、とても大変だとおもいます。
特に女性は男性に比べても不定愁訴が多く、
より大変だとおもいます。
今回は女性病体質についての情報をお送りします。
◆女性に苦情をもたらす病気には・・・
月経困難症、月経前緊張症、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症
・・・・・等々があります。
◆女性病に起こる種々の症状は・・・
生理痛、生理不順、頭痛、頭重、冷え性、動悸、肩こり、腰痛、
肌荒れ、便秘・・・・・等々があります。

◆女性病によく用いられる漢方薬と言えば・・・?
一般的に女性病によく用いられる漢方薬としては
「桂枝茯苓丸」・・・ガッチリした体質の方向き。虚弱者には負担。
「桃該承気湯」・・・体力のある方向き。虚弱者には負担。
「当帰芍薬散」・・・現代女性に向きの漢方ではありますが、やはり虚弱者には胃腸に負担をかけます。
大衆薬市場製品にある女性病薬や女性に用いる漢方薬を
みてみると、ほとんどが体力のある方向けの漢方薬で、
胃の症状がない方を対象としています。
運動量も少なく、虚弱で胃の弱い女性が増えている今の時代、
現代女性を考慮した漢方薬がなかなか見当たらない!
のが実情です。。。
※店頭でお選びの際は、ご自身で行わず、ご相談をおすすめします。

その中でも
上記の漢方薬にも使われている成分で負担になるものを除いて、
それをカバーするものを組み合わせての漢方も実在します。
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<女性病の要薬>
「当帰」・・・体内の怠けた血流を促進し、増血し、代謝を盛んにする
<当帰を手助けする>
「川芎」・・・うっ血を散らして血行を盛んにする
<腹部の痛み改善>
「芍薬」・・・女性特有の血行不良から生じる腹部の痛みなどを改善
<血熱を去る>
「地黄」・・・女性ホルモンを円滑に働かせ、血熱(血行うっ滞から生じた熱症状)を取り除く。
<胃腸機能を高める>
「人参」・・・弱った胃腸の働きを活発にする
<芍薬との並用で芍薬からの問題を解消>
「甘草」・・・芍薬の末梢神経興奮作用を抑える。
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上記成分の組み合わせは
女性病の根本的改善に欠かせない「当帰・川芎」を中心に、
血行不良からの腹部の痛みに対応できるよう「芍薬」を配合。
そして「芍薬」の末梢神経興奮作用による腸への問題は、
「甘草」の配合で解消し、最初にでてきた三大漢方薬に配合されている
黄連・黄芩・大黄の代わりに、血熱(血行うっ滞から生じた熱症状)を
去る「地黄」を用いてできていて、虚弱なタイプにも安心して
服用できる組み合わせとなっています。
※胃腸の働きを活発にする「人参」の配合は、胃弱な方にも安心して
服用できる形になっています。
こういった漢方の効果をさらに高めるコツがあります。
★食後に温服(必ずぬるま湯)で!

食後に服用することで、飲み忘れの防止と、カラダの中心にある
大切な「胃」への負担をかかりにくくすることができます。
冷たいお水での服用は、胃腸を冷やして機能を低下させるので、
食事で摂った栄養素も消化吸収を悪くすることにもなりますよー。
★バランス良く食べましょう!
「朝食抜き・・・」、「お菓子とお茶が食事の代わり・・・」
こんな食生活では栄養バランス偏ってしまいます。
1日3回、カロリーよりも栄養素を見直してね。
血液中で大活躍の赤血球やヘモグロビンの材料になる
たんぱく質などは不足している方おおいそうです。

★カラダを温めましょう!
・お風呂上がりの冷たい飲食物の摂取
・おしゃれ重視の薄着などのカラダを冷やす生活、
・締め付けるような衣服による皮膚の圧迫は、
血行不良や冷え性を起こす原因になります。
湯船につかりましょう。
理想は37~40℃のぬるま湯に20~30分つかる。
42℃以上になると交感神経を刺激して、リラックス効果が激減です。
ストレス等で緊張した心身をリラックスさせてあげてくださいね。

★イライラや取り越し苦労は禁物です!
ストレスは病気の大敵です。
気分をゆったりとして、リラックスするよう努めましょう。

★趣味や娯楽でリフレッシュしましょう!
楽しい趣味を持ったり、軽い運動・散歩などは気分転換になります。
また、身体を動かすことは、血液の循環を良くし、身体の各器官の働きを高めます。

★充分な睡眠を確保~!
身体を休めることで、病気を治そうとする力が湧いてきます!!(^O^)/

少しずつ実践して、カラダを癒してあげてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。