2022.07.21
◆スタッフブログ
ビール腹はおつまみ腹!?
先日、数年ぶりに同級生に会いました。
そんな年齢ではないんですが、
ふた周り程カラダがさらに大きく成長してました(笑)
お酒をよく飲む方の、ぽっちゃりお腹を
「ビールっ腹」
とよく言いますね。
ご存知の方多いかもしれませんが、
ビールそのもので太るということはないそうです。
アルコール由来のカロリーは、
脂肪として蓄積されにくい「エンプティ・カロリー」。
体に蓄積されず、優先的に分解されてすぐに熱に変わります。
お酒はアルコール度数が高くなればなるほどカロリーも高くなりますが、
摂取してもすぐに消費されるので、直接『太る』ことにはつながらないのです。

じゃあなんで「ビールは太る」と言われるのでしょうか?
それはビールに、脂肪のもとになる糖質やたんぱく質といった栄養素が含まれているからです。
体にいいお酒と言われる半面、脂肪のもとになるカロリーも含まれているのです。
とはいえ、ビールに含まれている糖質は350mlあたり約10g。
ご飯1杯(150g)約55g、
食パン1枚(60g)約28g
に比べるとかなり低いです。
決して「ビールは太る」と言われるような数字ではありませんね(*^-^*)
だからといって油断しないでください!!
エンプティ・カロリーは、体に蓄積しないカロリーですが、
このカロリーが消費されている間、食事によって摂取したカロリーは消費待ちの状態です。
なので、お酒を飲めば飲むほどーーーーー
ほかのカロリーは消費されず脂肪として蓄積されてしまうのです。。。
もううすうす気づかれているかと思いますが、、、
「ビール腹」の原因は、ビールではなく食事やおつまみだったのです。((*_*;

お酒を飲みながら食事やおつまみを食べるということは、
通常の食事よりも脂肪がつきやすくなってしまうのです。
このような研究結果もありました。
ビールとビール腹には関連性がないという研究結果が次々と報告されています。
2009年に発表された研究は、ドイツとスウェーデンの研究者によって2万人を超える男女を対象に、8年以上に及ぶ調査をおこなった大がかりなもの。
ビールをたくさん飲んだグループと、ビールをあまり飲まなかったグループのウエスト周りを比較しています。
その結果、ウエスト周りだけに脂肪がつく「ビール腹体型」になる人の出現率は、どちらのグループでも変わらなかったという事実が明らかになりました。
スゴイ研究がされているものですね
2011年には、日本でもビール腹の研究結果が発表され、ここでも、ビールを好む「ビール党」と、ビール以外のお酒を主に飲む、もしくは飲酒しない「非ビール党」の間には、ウエストに差がないことが明らかになりました。
こうした研究結果から、
・おつまみの食べ過ぎ
・総摂取エネルギー量が多い食事
・運動不足
などが、ビール腹の原因ではないかと推測されています。
また、遺伝的に持ち合わせている肥満遺伝子のタイプなど、
他の要因が関与していることも考えられるでしょう。
かといってビールだけを大量に飲んでも大丈夫という訳ではありません。
肥満に関しては、ビールを大量に飲む人ほど肥満傾向がみられるという研究結果があります。。。(+o+)
肥満に関しては、ビールを大量に飲む人ほど肥満傾向がみられるという研究結果があります。
飲む量&おつまみは
ほどほどでいきましょう(^^♪
最後まで読んでくださってありがとうございます。