2022.12.08
◆スタッフブログ
常備薬に葛根湯(^_-)-☆
こんにちは かんじんかな~めです。

風邪、インフルエンザ、感染症が多くなるシーズンです。
あ、風邪かも!?と何かカラダのサインを感じた時に、
すぐに対処しておけば、すぐ回復する場合もありますし、
すぐ回復しなくとも、長期化、重症化が防げる可能性も大いにあります。
常備薬、何が良いかな?と気にされている方は
参考になさってください(^O^)/
○葛根湯
(顆粒/液剤/錠剤 がございます)

発熱、悪寒、首筋の凝り、自然発汗なし
これが当てはまる時期に飲むと最大限の効果を発揮します。
具体的にはじんわりと汗をかくまで、数時間おきに温かいお湯などで服用します。
『じんわりと汗をかくまで』ここが服用のポイントです!
漢方では発汗は治癒に向かうための重要な現象と考えられています。
風邪の引き始めの発熱・悪寒は体温を上げて、
ウイルスなどに対抗する力を高める過程のものなので、
葛根湯などの『麻黄』というカラダを温める生薬を含んだ処方を
服用することでより早く抗病反応を高めることが可能になります。
体を温めた結果、
自然発汗が起きることで解熱、治癒に向かうことになります。
ということは、、、
風邪の初期の発熱・悪寒があるときに、
「解熱剤」で無理やり熱を下げることは、
体温が十分に上がる前に発汗してしまうため
抗病反応を高めることができずに、
かえって症状が長引いてしまう可能性があるんです。
熱は無理やり下げるのではなく、
自然に発汗するところまで上げてあげることが重要なんですね(^_-)-☆
ただ注意点があります。
上記の症状がある方は、
お子さんや比較的体力のある方がほとんどなんです。
虚弱体質の方には葛根湯は向いていません。
虚弱体質の方は皮膚の保温作用が弱く、
体温が十分に上がりきる前に自然発汗してしまうのです。
その際はご相談ください。
<葛根湯の意外な効能>
実は葛根湯は風邪の初期のほかにも意外!?な
効能があるのをご存知でしょうか(*^-^*)
上記の風邪の時の使用のポイントの中にある『首筋の凝り』。
葛根湯には後頭部から首筋、背中にかけての筋肉の緊張をほぐす作用があって、
肩凝りやそれに伴う頭痛(筋緊張性頭痛)にも有効です。
また葛根湯に含まれる『麻黄』という生薬には
抗アレルギー作用があることがわかっていて、
じんましんにも応用されます。
その他乳腺炎にも有効とされる場合があります。
漢方薬の特徴に『異病同治(いびょうどうち)』
という言葉があって、
異なった病気や症状でも、原因が同じであれば同じ治療をするという意味です。
意外な効能も、原因が同じなので
『葛根湯』が使えるんです。
これからの冬の常備薬に
『葛根湯』
ゾクっときたら、すぐ飲んでください!(^^)!
ドラッグストア中央では日本国内で一貫製造で
エキスが壊れないよう低温濃縮されたエキスを
使用しているJPS社製葛根湯で、
効果が実感していただける商品です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。