2021.01.21
◆スタッフブログ
『油』って大切!!
こんにちは かんじんかな~めです。
緊急事態宣言のさなか、健やかにお過ごしでしょうか?
健康って幸せ、普段とおりの日常生活ってめっちゃ幸せ
って日々実感させられます。
そのせいか 年末年始はお家にこもって
食べる楽しみに浸れた方も多いのではないでしょうか
私もその甲斐あって絶賛成長期でした。体重MAX記録更新
油=脂=悪 って思っちゃいます。
が、しかし
油は人間が生きていくために必須の栄養素なんです
「油」と言っても4種類に分類されます。
①飽和脂肪酸
お肉・バター・ココナッツオイルに良く含まれる油。
主にエネルギーとして使われる一方で、
余った油は、おなかなどの皮下脂肪にちゃっかり蓄えられます
②オメガ9脂肪酸(オレイン酸と呼ばれる油)
オリーブ油・キャノーラ油などに多く含まれます。
この油も、エネルギーや皮下脂肪になりますよ
③オメガ6脂肪酸(リノール酸と呼ばれる油)
サラダ油・マヨネーズ・揚げ物に使われます。
日本人が摂り過ぎている油です
④オメガ3脂肪酸
EPA・DHAと呼ばれる魚に多く含まれる油。
不足している油です。
①飽和脂肪酸、②オメガ9脂肪酸 は
体内で糖分から作ることが出来ます。
③オメガ6脂肪酸、④オメガ3脂肪酸 は
『必須脂肪酸』といわれ、体内で作ることが出来ません。
食物から十分な量を摂らないといけない油
なんです。
③④ともに体内で生理活性物質と呼ばれる
カラダを守る重要な物質の原料になるんですが、
次のような違いがあります。
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③オメガ6脂肪酸
摂り過ぎると、炎症を激しくしたり、
血液を固まりやすくする働きを促進します。
④オメガ3脂肪酸
炎症を抑えたり、血液をサラサラにする働きを促進します。
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③オメガ6脂肪酸の摂取が多くなると、
アレルギーや花粉症が悪化したり、動脈硬化が進んで、高血圧や脳梗塞などの原因になることがわかってきてます。
お子さんでは、キレやすく凶暴性が増えたり、学習機能が低下したりするという報告もあります。
日本人の食生活が
昭和40年頃から西洋化やファーストフードが広がって、
このオメガ6脂肪酸の摂取量が増加してます。
比べてオメガ3脂肪酸は、海水魚、特に
イワシ、サンマなど青魚に多く含まれていますが
食される機会が減少傾向です。
昭和40年代頃にはほとんどなかったアトピーや
花粉症、脳梗塞、ガンが増えた理由が
オメガ6脂肪酸が増加したためという研究者もおられます。
同じ油でも
・控えた方がいい油:オメガ6脂肪酸
<サラダ油、揚げ物、マヨネーズ>
・積極的に食べたほうがイイ油
:オメガ3脂肪酸
<EPA、DHA、えごま油、亜麻仁油>
家での食事機会が増えているみたいなので、
油改革してみませんか~
最後まで読んでくださってありがとうございます