2022.02.10

◆スタッフブログ

せき・たんの養生法

こんにちは かんじんかな~めです。

朝起きたら、のどに違和感が・・・(*_*;

ちょっとこの時期、なるべく咳はしたくないでね。。。

そんな せき・たん の予防と養生のお話です。

せき・たんとは・・・?

せきやたんには、

外から侵入してくるウィルス、

細菌などの病原体やチリ、

ホコリなどの異物から身体を守り、

浄化するという大切な働きがあります。

『せき』・・・

体の中に侵入してきた空気中の異物や病原体を排除したり、

アレルギー反応などで過剰に分泌された痰を排出する反射的な反応です。

『たん』・・・

異物の侵入やアレルギー反応などの刺激によって

気道から分泌される粘液で、

気道内の異物をからめとって身体の外へ排出します。

身体にとって必要な咳・痰も、一方で非常に体力を消耗します。

かなりの衝撃を体に与えますので、骨が弱くなっているお年寄りでは

せきをしてろっ骨を折ってしまうほどです。

したがって咳が続けば続くほど体力を消耗しますので、

治癒力も湧かず、、、体調も悪化していくことがあるんです。。。

『せき』は本来、外から侵入してきた異物に対する反射ですが、

それだけではなく急激な気温差や乾燥した空気による刺激、

また降圧剤の服用などによっても起こることがありますので気をつけましょう。

<せき・たんの養生法>

①過食は避けるようにしましょう

 食べ過ぎると、胃が膨らんで横隔膜を押し上げるため、

気管や気管支、肺などの臓器の働きを悪くしてしまいます。

②刺激物(香辛料など)は控えましょう

③胃腸に負担をかけないようにしましょう

 呼吸器系の症状は、「胃が悪いと治りにくい」と言われているのです。

冷たいジュースやお菓子を摂りすぎると、胃腸に負担をかけてしまいます。

中でも炭酸飲料は、胃の中でガスを発生し、横隔膜を押し上げて、

気管や気管支などの働きを弱らせてしまいますので、控えめにしましょうね。

④十分睡眠とりましょう

⑤アレルギーを起こす原因(アレルゲン)を吸入しないようにしましょう

お部屋のお掃除はこまめに実施しましょう。

⑥禁煙・禁酒をしましょう

 少しの間だけ辛抱を。お分かりいただけますよね(笑)。治せばまた美味しくいただけますよ~

⑦気の養生をしましょう

 怒・憂・悲・恐などの不愉快な事が起こると、脳の大脳と呼ばれるところに刺激が伝わります。

この刺激が強すぎるとか、常時刺激が伝わると大脳の働きが乱れて、

大脳の命令を受けて働く神経(自律神経)やホルモンの働きも乱れてくるんです。。。

そうすると色んな病気を起こすのですが、「せき・たん」もその病気のひとつなんです。

⑧「治したい!良くなりたい!」の信念を持ちましょう!!

 なかなか咳や痰が治らず、あきらめに近い感情を持ってしまうと、症状は根治しにくいものです。

「病は気から」。「早く良くなるで!」という信念があなたの自然治癒力を旺盛にします。

まず治す気持ちを持ちましょうね。

気持ちの養生も大切です。

お気軽にご相談ください。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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