2015.03.20

├ダイエット病気・体調・生理学編

タンパク質の「無知」と「誤解」

こんにちは

ドラッグストア中央 増田です

今日は「タンパク質」についてです。

筋肉をつけるためには
体重1キログラムあたり
一日およそ1.5gのタンパク質を摂る必要があります。

例えば50キロの人なら
およそ75グラムのタンパク質が
必要になるということです。

ここで誤解されがちなのは
タンパク質75グラムを摂るには
75グラムの肉や大豆製品を食べればいいと思ってしまうこと

たとえば牛ヒレの場合
タンパク質の含有量は20~30%。
ですからタンパク質75gを摂取しようとすると
牛ヒレ肉をおよそ300gを食べなくてはいけません。

ご自身では十分摂っているつもりでも
じつはまったく足りてなかったということが
起こりうるんです。


各食品に含まれるタンパク質量です。

更に意外と知られていないのが
タンパク質は炭水化物や脂質と異なって
体に蓄積しておけないということです。

炭水化物や脂肪は
エネルギーとして使われなかっても
よくも悪くも体脂肪として蓄積されます。

何らかの理由でエネルギーが不足した場合は
それを分解してエネルギーとして使用できるわけです。

しかし
タンパク質は使われなかった分は
窒素に分解され尿とともに排出されてしまいます。

したがって
食事ごとにきちんと摂取しないと
体が必要とする量を確保できないということに
なるんです。

タンパク質は体にとって大切な栄養素です
しっかり知って、ダイエットにも活かしていきましょうね

応援しています

関連記事