2016.02.26

├ダイエット食事編

冷え性の方へ「ショウガは熱を通すべし」

まだまだ寒いですね~

冷え性の方などはほんとつらい季節です。
・・・で
カラダを温めるには「生姜」がいいというのは
ご存知の方も多いと思います。

漢方薬にもこの生姜は良く使われているのですが
どのようにして摂るかで
使用目的も変わってくるというのはご存知だったでしょうか?

①生の生姜
スーパーなどで売っている、あの生姜を
そのまま使う時は吐き気などの消化器症状を治したい時に使います。

漢方薬では
呉茱萸湯
小半夏加茯苓湯
生姜瀉心湯
などです。

②乾燥させた生姜
ほとんどの漢方薬にはこのタイプが使われています。
この場合、生姜の役割は他薬の刺激を緩和させることに
使われています。

③蒸して乾燥させた生姜
ヒネ生姜を蒸してから乾燥させたもので「乾姜(かんきょう)」と
呼ばれています。
熱処理されることで6-ジンゲロールから6-ショーガオールが生成されて
身体を温める作用が強力になります。

漢方薬では
小青竜湯
大建中湯など

『温める』目的で入っています。

【生姜は熱を通すべし】

漢方的には生姜はこのように
「熱を通す」
ということが身体を温めることになります

おすすめは
汁物料理に千切り生姜をたくさん入れて食べること

三寒四温を温かく過ごして
ダイエットにも活用してください

応援しています

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