2022.07.09

◆スタッフブログ

唾液でてますかー?

「口こそが病の入り口」と言われています。

お口のケア商品も多数登場しています。

でも、もともと口には、

細菌やウイルスと戦ってその侵入を防いでくれる頼もしい門番が存在してます!

それは・・・

唾液』だえき

です。

○食べものを飲み込みやすくする潤滑化機能

○リンやカルシウムなどのミネラル成分によって初期のむし歯を修復する再石灰化機能

など、唾液は健康サポートしてくれるいろんな機能があるんです。

その中でも注目なのが・・・

『抗菌機能』

です。

唾液にはIgA(免疫グロブリンA)という免疫物質が含まれています。

免疫グロブリンは抗体として働くたんぱく質で、

IgAは、5種ある免疫グロブリンのひとつです。

血液中のリンパ球のなかのBリンパ球で作られるほか、唾液腺からも産生されています。

これが細菌やウイルスを無力化して粘膜を守るように働いているんです!(^^)!

IgAを含む唾液がたっぷり出るに越したことはないんです。

でも残念ながら、

加齢、生活習慣の乱れ、ストレス

などが原因で分泌量が減り、口の乾きが日常化している方が増えています。。。

特に更年期の女性は、

女性ホルモン・エストロゲンの減少により、口が乾きやすい傾向にあります。。。

唾液が少なくなるとどうなるんでしょう・・・

・むし歯が増える

・口臭が強くなる

といったトラブルが起こってしまいます。

唾液の分泌量は体の水分量を示すセンサーのようなものなので、

口がカラカラな方は、水分が少ないので、血液がドロドロの可能性もあります。

と読まれて「え?私?!」っと焦りませんでした???

でもご安心下さい!

実は唾液はちょっとした心がけで、増やすことが出来ます(*^-^*)

○唾液のおもな機能

1.抗菌・抗ウイルス機能
2.発声や飲食を助ける潤滑化機能
3.歯を修復する再石灰化機能

さらに

・むし歯の原因となる酸を無効にする中和機能

・食べ残しを洗い流す洗浄機能

・デンプンの分解を助ける消化機能

・味の物質を味蕾まで運ぶ運搬機能

・水分不足を知らせるアラーム機能

などがあるんです。

唾液が減少すると・・・

・ むし歯が増える。
・ 口臭が強くなる。
・ 食べものが飲み込みにくくなる。
・ 窒息や肺炎の危険性が高まる

★唾液を増やす唇トレーニング

①上下の唇を軽く合わせる。

上唇に下唇をできるだけ大きく被せ、下唇で上唇をしごくように数回上下に動かす。

上唇と下唇のそれぞれに、反発するように力を入れながら元に戻す。

これを10回繰り返して1セット、1日3セットを目標にしましょう。

★食事をとるタイミング

3食をとる時間帯を決め、間食のだらだら食いや寝る前の甘いものは控えるようにしましょう。

「あ」のつく食べもの

あまいもの、あぶらっこいもの、あじが濃いもの、アルコール飲料

依存性があるといわれ、生活習慣病の引き金にもなりますのでほどほどに。。。

★口内環境を整える

歯周病や口臭、虫歯に悩む方は、

口腔内にその原因となる悪玉菌が圧倒的に多いので、

善玉菌である『K12菌』を口腔内に移植して定着させることで

健康な口腔環境を整えられます。

「寝る前に1粒舐めて溶かすだけ」のサプリメント。

噛まずに舐めることで唾液の分泌トレーニングにもつながります。

呼吸も鼻呼吸

唾液ドンドン出して

お口の中から健康増進で、暑い夏を乗り切りましょう(^^♪

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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