2015.01.09

├ダイエット病気・体調・生理学編

果物の摂り過ぎは中性脂肪を上げる

健康診断で

「中性脂肪が高い」といわれると、

食事で摂る脂肪の量を

減らすように心がける人が多いようです

それは大いに結構なことです

しかし、

食事で摂る脂肪を控えれば

血液中の中性脂肪は減ると思われますか

少し難しい話になりますが

食事で摂った脂質は、

小腸で吸収されて

カイロミクロンという物質に変わるので

脂質の多い食事をすると、

血液中にカイロミクロンが増えます。

ですが、

カイロミクロンは食後数時間で

ほとんどが各組織のエネルギーとして使われるんです

中性脂肪の検査は、

空腹時(少なくとも12時間以上はなにも食べない)に行いますから、

検査で計測される中性脂肪は通常、カイロミクロンではありません。

(食後に測ると中性脂肪は上がりますよ)


ですから、

食事で摂った脂質との関わりは少ないのです。


では中性脂肪はなにが影響するのでしょうか

中性脂肪は、食事の食べ過ぎで余った糖質を材料に、肝臓で作られています。

(ここがポイントです!!)

また、アルコール摂取によっても中性脂肪の合成が促進されます。

さらに肥満の人は、

脂肪細胞から脂肪酸が流出し、

これを原料にして肝臓で中性脂肪が合成されているんです(≧∇≦

あと最近多いのが

果物の摂りすぎです

果物も摂り過ぎれば中性脂肪をあげる

要因になるんです~

スムージーブームというのも手伝ってか

健康なイメージがある果物を食べる機会が

多いようです

中性脂肪が気になる方

脂質分より糖質を意識してみましょうね

応援しています

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