2020.09.23
◆スタッフブログ
胆汁ダイエット②
こんにちは かんじんかな~めです。
胆汁ダイエット①の続きです。
~~~胆汁が脂肪を分解し血糖値を正常に保つ~~~
弱った胆嚢にたまった胆汁は、毒を含んでドロドロしています。
ドロドロのいわば毒性の胆汁は、
胆管をスムーズに流れることが出来ません。
毒性になる原因は、
・コレステロール過多
・毒素の蓄積
・胆管の詰まり
さらには
・レシチンなど胆汁を健康に保つ栄養素が足りないこと。
血糖値が高いと胆汁がドロドロになったり、胆石ができたりする
という研究結果もあるそうです。
「胆汁」は「食器用洗剤」と思ってください。
油汚れ(脂肪)を、球からしずく程度に分解します。
(このプロセスを乳化といいます)
そこに消化酵素(リパーゼ)が登場して、
乳化した脂肪を完全に消化することができます。
胆汁の成分のほぼ80%を占める「胆汁酸」は
コレステロールからできています。
まず肝臓で原料が生成され、
そこにアミノ酸の「タウリン」と「グリシン」が混入することで、
胆汁酸の原形ができ、水溶性になることで、
脂肪が乳化しやすくなります。
この合成物は胆汁酸塩と呼ばれ、
小腸のバクテリアによって『二次胆汁酸』に変換されます。
毎日大量の胆汁酸が小腸に流れ込んでいますが、
その95%は血流にのって肝臓に戻ります(再利用してます!)
残りの5%は便といっしょに排泄されます。
大腸に入った胆汁酸は、水分を集めて便秘を防ぐ働きをします。
大腸内の胆汁が正しく血流に再吸収されないと、「胆汁性下痢」
と呼ばれる症状が起こります慢性的な腹部膨満感と水様の便。
胆汁酸は血糖値とも密接な関係があるんです。
Ⅱ型糖尿病やインスリン抵抗性のある方は、
胆汁酸の量が足りてないことが多いそうです。
血糖値を正常に保つには、胆汁が正しく分泌されている必要があるということがわかっています。
肥満やメタボでお悩みの方、お腹が弱いと感じている方、
いつもと変わらぬ量の食事をしているのに、
食後の不快感が出る方、
などなども、
胆汁が足らなかったり、再利用されているために、
胆汁の質が落ちてきている かもしれません。
質を上げる(キレイにする)
量を増やす(機能を取り戻す)
新しい胆汁酸の量が増えると、
・脂肪の消化吸収を助ける
基礎代謝がアップ
・細胞を活性化させ、脂肪を燃焼を促す
どうやって増やすのーーーーーーん
は次回③最終章に続きます
最後まで読んでくださってありがとうございます