2017.09.05

├ダイエット病気・体調・生理学編

脂肪が増えると「炎症」も増える

東京研修で勉強してきたことですが

肥満になると(脂肪が増えること)さまざまな病気のリスクが
上がってきます

それに関与してるのが
「ホルモン」なのですが

それが「脂肪細胞」から分泌されるものが
多いということが解ってきてるんですね
(脂肪細胞で多くのホルモンが作られています)
 


Newton2月号より

 

これは脂肪細胞を拡大して撮った画像ですが
上は肥満でない人の脂肪細胞
下は肥満の方の脂肪細胞

 

脂肪細胞がパンパンに膨れて
そこに通っている「血管」を圧迫しているのが
よくわかりますよね

 

 

血管が圧迫されることで
その血流も不足して
とくに酸欠状態がおきてます。

 

このような酸欠の場所は
ホルモンの生成が減少してしまいます

 

 

代表的なホルモンでいえば
「アディポネクチン」
これは動脈硬化を抑えるホルモンとして
知られていますが

このような状態になると
アディポネクチンの生成も低下して
結果動脈硬化が進むということになるんですね

 

他にも減ってしまうホルモンが…
「レプチン」・・・食欲を抑えてくれるホルモンでかつ消費を促すホルモンでもあります。

逆に増えてしまうホルモンもあるんです。。。

 

それが・・・

 

「TNF-α」

 

コレが増えると、糖代謝などに障害が出てきます。

それだけでなく血管などの炎症を促してしまう

性質もあるんです。

こういったように
脂肪が関連するホルモンは少なくないです。

 

ダイエット(脂肪を落とすこと)は
美容だけでなく健康にも大切です

脂肪落としていきましょうね

応援しています

 

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