2022.03.31

◆スタッフブログ

頭痛の多くなる季節です。

日本人のうち、なんと4人に1人は「頭痛もち」だそうです。

総勢3,000万人以上の方が悩んでいるといわれてます。

とても身近な症状なので、「頭痛くらいっ」と軽く考えてしまいがちですが、

一言で「頭痛」と言うても、その原因はいろいろあります。

予防法や対処法が大きく違ってくるので、

一歩間違えれば逆に痛みが悪化したり、逆効果にもなりかねないんです。

今回は頭痛の中でも一番多い

「緊張型頭痛」

についてです。

「緊張型頭痛」の特徴

頭が締めつけられるような鈍い痛みが続く

「緊張型頭痛」

頭痛の中でも一番多くの人が悩まされている病気なのです。

同じ頭痛でも、「片頭痛」と比較すると次のような特徴があります。

片頭痛が、その名のとおり「片側」が痛むことが多いのに対し、

緊張型頭痛は「頭全体」が痛みます。

・片頭痛では、ズキンズキンと脈をうつような強い痛みが出ます。

・緊張型頭痛では、頭が締め付けられるような鈍い痛みが続きます。

痛みの継続時間は個人差が大きく、20分程度のこともあれば、一週間も続く場合もあります。

頻度も、月に1回程度の人もいれば、痛みのある日が15日以上ある人もいます。

片頭痛でよく起こるような吐気はなく、体を動かしても症状の悪化はないため、

認識しにくい傾向があります。

〇『片頭痛』

・片側が多い ・ズキンズキンと痛む

・強い痛み ・吐き気を伴う

〇『緊張型頭痛』

・頭全体が痛む ・鈍い痛み

・締め付け感 ・伴う症状はなし

〇緊張型頭痛の原因

頭から肩にかけての筋肉のコリや張りなどが原因。

 同じ姿勢でいたり、冷えやストレスにより筋肉が緊張(コリや張り)することで

血行不良となります。 すると、痛みを感じる神経を刺激してしまい、緊張型頭痛が発症します。

ここで肩こり度チェックです↓↓↓↓↓↓↓

〇「緊張型頭痛」の解消法

◆正しい姿勢

猫背、前かがみな姿勢は筋肉に負担をかけます。

スマホの使い過ぎも・・・ご注意くださいね。

30分~1時間にひと休み。

立ち上がって背伸びしたり、背筋を伸ばして

前かがみの姿勢からカラダを解放してください。

◆カラダを冷やさない

カラダが冷えると血行不良になり、

筋肉が緊張してしまいます。

朝晩はまだまだ寒いので、1枚羽織るものを忘れずに出かけましょう。

カラダを芯から温めるには、入浴(湯船につかる)が1番です。

心身のリラックスにもなります。出来るだけ就寝前をオススメします。

◆日常的な運動を~!

お出かけの合間はウォーキング!

掃除機かけはエクササイズ!

お布団たたきは和太鼓気分で!

ドラマ観てても腕や肩や脚を動かして~!

◆鎮痛剤に頼り過ぎないことを心がけましょう

鎮痛剤を飲んで痛みを感じなくなっても、根本の原因は改善されていません。

服用が習慣化してしまうと、中枢神経での痛みの感受性が変化して、

少しの刺激でも痛みを感じやすくなってしまうんです!!

なので薬がだんだん効かなくなるどころか、痛みが悪化する

ということが分かってきてます。

痛みを和らげつつ、原因改善も一緒に行っていきましょう。

4月は環境が変わったり、新しい人間関係ができたりと

緊張することがすごく多く、ストレス・疲労がたまりがちです。

日々の養生でちょっとずつリフレッシュしましょうね。

お悩みの方はご相談ください。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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