2023.02.14

◆スタッフブログ

食事で代謝を上げれるの(?_?)

人が消費するエネルギーは、大きく分けて3つあります。

①「基礎代謝」

②「生活活動代謝」

③「食事誘導性熱産生」です。

①基礎代謝:寝ていても消費する、呼吸や内臓などをはじめとした生命維持のためのエネルギー。

②生活活動代謝:歩いたり仕事をしたり、スポーツなどで活動して消費するエネルギー。

③食事誘導性熱産生(DIT):

『食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること』

消費エネルギーを増やすのに、

一番効果的なのは、運動により筋肉をつけて基礎代謝を上げることです。

筋肉をつけると、同じ運動量でも消費カロリーが上がります。

が・・・・・

でも、運動はちょっと・・・という方は多いと思います。

実は食事誘導性熱産生(DIT)を高めることでも、

消費エネルギーを増やすことは可能なんです。

食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。

たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%

糖質のみの場合は約6%

脂質のみの場合は約4%で、

通常の食事はこれらの混合なので約10%程度

になります。

食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生なんです。

筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく食事誘発性熱産生も低下します。

逆にトレーニングして筋肉を増やすと

食事誘発性熱産生は高くなるとされています。

なかなかできません。。。

食事の摂り方だけでも

よく噛まずに飲み込んだり、

流動食だけを摂る場合に比べると、

よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるといわれています。

↑総摂取カロリーが同じでも、DITには約96calの差がでるんです。

1年で35,040cal 約4.8Kg減らせることになります(*^-^*)

たんぱく質を多く摂ることでDITで消費されるカロリーも増える↑↑↑(^O^)/

 食事誘導性熱産生(DIT)を高めるポイント

朝食を食べる・・・エネルギー消費量は朝が最高で深夜が最低になります

硬いものをよく噛んで食べる・・・噛むことで交感神経を刺激しエネルギー消費を高める

たんぱく質を多めに食べる・・・消化の際に消費されるエネルギーが多い

温かいもの、香辛料のきいたもの・・・血行が良くなり消費エネルギーが増える

緑茶やコーヒーを飲む・・・カフェインもDITを高める。(ティーカップで1~2杯/日)

軽い運動と併用・・・軽い運動習慣のある人の方が食べるときのDITも高まる

※注意点

カロリーが低いからといって、

嫌いなものを無理して食べているとDIT反応が低くなって、

食事を通じたエネルギー消費がされにくくなってしまうそうですよ!

DITはおいしい料理に強く反応するそうです!!

美味しいものを食べると満足感得られるので、

間食防止にもつながるのではないでしょうか!?

食事量を減らしすぎるのもよくないのです。

食事を抜くだけは逆効果。

一定のエネルギーを消費しないとDIT反応は弱くなってしまいます。

酵素ファスティングはそういう意味でも有効なんですね(^_-)-☆

食べ方や、カロリーよりもたんぱく質が摂れているかを

少し見直して、代謝エネルギーを上げて

寒さと花粉シーズン乗り切っていきましょう(^O^)/

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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