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「胃腸が重い」と感じたら?

気温差の大きいこの時期、
「なんだか胃が重たい」「食欲が出ない」「体がだるい」…
といったご相談が増えてきてます。

この時期の体調不良、
実は中医学でいう


「脾」(ひ)の弱り



が原因かもしれません。


今回は、
胃腸の不調を感じる方へおすすめの
「春の食養生」と「漢方の知恵」
をお届けします\(^o^)/


東洋医学での「脾」(ひ)とは?

中医学における「脾」は、
現代でいう「胃腸の働きの中心」とされます。
食べたものを
気(エネルギー)」や「血(栄養)」に変えて、
全身に届ける役目があります。


ところが春〜初夏は、
寒暖差や湿気の影響を受けてこの「脾」が弱りがちに。
その結果、こんな症状が現れやすいんです☟

〇脾の不調で起こりやすいサイン

  
▪胃もたれ・食欲不振
  ▪だるさ・疲れやすい
  ▪むくみ・便がゆるい
  ▪やる気が出ない・集中力が続かない



『脾』を元気にする春の食養生

1. 朝は温かい汁物から

脾は冷えにとても弱い臓器。朝一番に冷たい飲み物をとると、消化機能が落ちやすくなります。

おすすめメニュー:
  ▪味噌汁+ごはん+卵焼き
  ▪生姜入りスープ
  ▪具だくさんのおかゆ





2. 黄色&甘味のある食材を選ぶ

五行説では「黄色・甘味」が脾を補う性質を持ちます。自然な甘さのある野菜や穀物は特に◎

おすすめ食材:
  ▪山芋、じゃがいも、かぼちゃ
  ▪白米、もち米、とうもろこし
  ▪鶏肉、卵、豆腐
 (★山芋と鶏団子のスープは、気も補えて胃腸にやさしい一品です。)

 



 3. よく噛んで、消化の負担を減らす

忙しいとつい早食いになりがちですが、よく噛むことで「唾液=消化酵素」が分泌され、脾の働きを助けてくれます。

→ 1口30回を意識してみましょう♪


脾をサポートするおすすめ漢方薬

漢方では「健脾薬(けんぴやく)」と呼ばれる、胃腸を元気にする処方が使われます。

六君子湯(りっくんしとう)

食欲不振・胃もたれ・疲れやすい方に。
胃腸の機能を整えて、消化吸収を助けます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

体力がなく疲れやすい方に。
「脾胃の気」を補い、やる気と活力を取り戻します。



 << 養 生 法 >> 

 「脾」は胃腸の働きを担う大切な臓器
春〜初夏は脾が弱りやすく、
食欲・体力・気力の低下につながります


 温かく消化にやさしい食事&よく噛むことが基本の養生

◆ 必要に応じて、漢方薬で脾を内側から元気に!


なんとなく胃腸が重い…」と感じたときは、
無理をせず、消化にやさしい食事と温かなケア
をぜひ取り入れてみてくださいね!


最後まで読んでくださってありがとうございます。





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