GW前頃から、体調不良のお客様が増えてきました。

五月病という言葉があるように、
４月は生活環境の変化、激しい寒暖差等、悪条件が重なって
肉体疲労以上に内臓疲労、脳疲労などカラダのすべてが疲弊してくるので、
膀胱炎に限らず、体調不良の方が増えています。。。

中でも、
・「なんだかトイレが近い・・・」
・「チクチク痛い･･･」
・「残尿感や違和感がある」

というような「膀胱炎」らしき症状の方が増えています。

今回は膀胱炎の対策や養生、漢方薬をご紹介します。

🌿 膀胱炎がこの時期に増える理由

1. 気温の寒暖差

   • 朝晩はまだ冷えるのに、日中は汗ばむことも。
     冷えと発汗で下半身が冷え、膀胱の機能が低下します。
     

     

      

2. 水分不足

   • 暖かくなってきても意外と水分摂取量が少ない方が多く、
     尿量が減って菌が排出されにくくなります。
     

     

      

3. ストレス・環境変化

   • 新生活・人間関係の変化で自律神経が乱れ、
     免疫力が下がって細菌に対抗できにくくなります。
     

     

      

4. 汗をかいても着替えない

   • 湿った下着が冷えて、下半身の血流が悪化。
     膀胱への血流も悪くなり防御力が下がります。
     
     

     

      

🚫してはいけない生活習慣

• 冷たい飲み物や甘いジュースばかり飲む
  （急に暑くなると欲しくなってしまいますが･･･最後の一口は温かいものを）
  
  

• 下着の通気性が悪い（ナイロン素材など）
  
  

• 忙しくて水を飲まない・トイレを我慢する
  （※がぶ飲み厳禁！こまめにちょくちょく飲みましょう）
  
  

• 湯船につからずシャワーだけ
  （※疲れている時こそ、つかりましょう！）
  
  

• 睡眠不足・夜ふかし
  （可能な限りその日のうちに寝ましょう）
  
  

• 性交渉後の排尿を怠る
  （女性の場合、これも膀胱炎の原因になります）
  
  

🌸 養生法（予防と改善のための生活アドバイス）

• 下半身を冷やさない

  • 靴下、腹巻き、湯たんぽなどで「腎」を温めましょう！
    
    

• こまめに水を飲む

  • １日５００ml〜１リットル目安。温かい麦茶や白湯がベストです
    
    

• 尿意を我慢しない

  • 仕事中でもトイレは我慢しないで。時間決めて、休憩がてら行きましょう。
    
    

• ストレスケア

  • 軽い運動や深呼吸、湯船につかって副交感神経を優位にしてリラックス～
    
    

• ビタミンCの多い果物や野菜

  • 抗菌作用があり、尿をきれいに保ちます
    （例：キウイ、パプリカ）
    
    
    

💊 膀胱炎に使われる主な漢方薬

※体質や症状により適切な漢方は異なるため、自己判断せずにご相談ください。!(^^)!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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