2019.03.12
◆スタッフブログ
やっぱりイイんだイソフラボン
こんばんは カンジンカナ~メです。
今回のテーマは「イソフラボン」。
一度は聞いたことある名前だと思いますが・・・
『イソフラボン』
は私達の体内で女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをします。
そこから植物性エストロゲン「フィト・エストロゲン」とも呼ばれます。
『イソフラボン』は、エストロゲンの受け口である
エストロゲン・レセプターへの結合能を持つところから、
女性ホルモン様作用(女性ホルモンのような)を
発揮するとみられています。
とはいっても、
その効力は、エストロゲンの1,000分の1から10,000分の1とされ、
大豆の天然成分ですから、体にやさしく、穏やかで安心な成分です。
エストロゲンはいろいろな働きをするホルモンで、女性に生理をもたらしたり、ふくよかな体つきや美しい肌を守っています。
また、エストロゲンは
骨からカルシウムが溶け出すのを抑える
重要な働きをしていて、
閉経などによるエストロゲンの減少が「骨粗しょう症」のリスクを急増
させることから、高齢化社会を迎え てその対策が急がれ、
エストロゲンの代わりの役目を果たすイソフラボン
に注目が集まっています。
そんな『イソフラボン』。
女性ホルモン様作用を発揮するんだから、
てっきり女性のためのものやん!
って思いがちなんですが、、、
なんのなんの
我々男性陣にとっても、とっても重要なんです!
まずはこの漫画を観てください。
〇前立腺肥大はなんで起こる???
中高年期に前立腺肥大が発症するかについては
十分に解明されてないようですが、
男性ホルモンであるテストステロンが
酵素(5a-リダクターゼ)の働きによって
活性され(→DHTと呼ばれる)、
前立腺に作用することで一層肥大すると考えられています。
そして肥大した前立腺が、尿道を圧迫するようになって
排尿障害に悩まされるようになるんですね。。。
〇イソフラボンを摂っていると前立腺肥大が抑えられる!
前立腺肥大の患者を、前立腺が大きいグループと小さいグループの2つに分け、前立腺のゲニステイン(イソフラボンの1種)の濃度測定したところ、前立腺が小さいグループの方が、ゲニステインの濃度が有意に高いことが分かったそうです。
前立腺のゲニステインの濃度が高いということは、
イソフラボンをたくさん摂取しているということです。
イソフラボンが酵素(5a-リダクターゼ)の働きを抑えることが確認されてますので、積極的に摂取することで前立腺の肥大を抑えることが期待できます。
また、前立腺肥大の男性176名を
・イソフラボン1日40mg摂取グループ
・イソフラボン摂取なし
グループにわけて試験したところ
イソフラボン摂取グループの方の残尿感が有意に良かったそうです。
おまけに・・・
男性ホルモンが活性されDHTになるのですが、
このDHTは男性特有の薄毛にも関わっているそうです。。。
抜け毛や薄毛が気になっている方も
「イソフラボン」・・・
是非ご注目してみてください。
最後までよんでくださってありがとうございます。