2020.09.29
◆スタッフブログ
今こそ『タモリ式入浴法』~
こんにちは かんじんかな~めです。
朝晩とても快適になってきましたね。
布団など夏のままなので、快適通り越して少し寒かったりもします(笑)
寒暖差が激しいので、体調不良、皮膚トラブルが出やすい時期
でもあります。
中でも、皮膚トラブルのお客様が増えています。
布団に入ると、背中や足など、あちこち痒くなる。ダニかな?
という声がとても多いです。
ダニに噛まれたような形跡は全然ないんです。
お尋ねすると、夏場は1日に何度もシャワーを浴びてた。
さらには、ゴシゴシとカラダを一生懸命洗われていた。
という共通のお声が多いんです。
昔は黄色いナイロンタオルや、ヘチマの乾燥させたやつ?や
ブラシ、垢すり、乾布摩擦など、
とにかく皮膚をゴシゴシこすって洗う!キレイにする!
というのが流行ったり、教えられたりしました。
その当時、冬場は皮膚カサカサで、スネなんかは粉がふいてた
記憶があります。
「タモリ式入浴法」
ってご存知ですかー
2015年頃に注目を集めました。
・40℃以下の湯船につかる
・石鹸やボディーソープでカラダを洗わない
という入浴法です。
一般的には
・熱いお湯に肩までつかる
・カラダは毎日ゴシゴシ洗う
・石けんやボディソープを使って全身まんべんなく洗う
という入浴習慣が浸透してます。私も若いころはそうでした。
20歳超えてから、首、腕、ひざ裏、指、にでる
関節アトピーに数年間悩まされました。
かゆみが出だすと、血が出るほど掻いたり、
たたきすぎて腫れたり、首の後ろ側は象の皮膚みたいになってました。
その時はお風呂で石鹸・ボディソープを使うと、しみて痛かったり、
風呂上がりに痛みを伴うかゆみがでるので、
自然に使うのをやめ、風呂に浸かるだけという入浴をしていました。
それから回復が少し早まったんです。
皮膚は・・・<表皮><真皮><皮下組織>の3層になってます。
表皮の一番外側にある「角質層」が、外部から異物が侵入する
ことを防ぐと共に、内部から水分を蒸発するのを防いでいます。
これが『皮膚のバリア機能』です。
『皮膚のバリア機能』に悪影響を及ぼす行為があります。
①皮膚が濡れたままの状態でいること
②界面活性剤に触れること
③体温より高いものに触れること
④皮膚をこすること
※界面活性剤は水と油をなじみやすくする物質で、
石鹸やボディソープなどに配合されてます。
一般的な入浴法は、皮膚のバリア機能に悪影響を及ぼして
おかしくないわけです。。。
洗いすぎでアトピを発症しているケースもあるそうです。
皮膚を水につけることで、角質層は水浸しの状態になって、
本来あるべき形を失い、バリア機能が低下します。
体温より高いお湯だと、皮脂や角質層の間にある保湿成分が
溶け出すんです。この状態で界面活性剤を含むボディソープなどで
カラダをゴシゴシ洗うと、皮脂も保湿成分までもが洗い流され、
角質層が破壊されてしまうんです。
その結果、乾燥やカユミが長期間にわたって続くのです。
どれだけ優れたカユミ止めや保湿クリームを塗っても、
熱いお湯につかり、ボディソープをつかって全身こすり洗いを
している限りは症状は消えることはないでしょう。。。
体臭も洗いすぎで引き起こされます!
皮脂を必要以上に洗い流すと、活発に皮脂が分泌されます。
その皮脂には「ノネナール」という特有のニオイがある物質が
含まれるので、結果的に体臭が強くなるそうです。
勇気を出して!? タモリ式入浴法、実践してみてください!
※外国ではタモリ式入浴が一般的なところが多いそうです。
お風呂のお湯は40℃以下にして、少なくとも3分、
できれば10分ほど湯船につかり、
ボディソープなどは使わないようにして
皮膚トラブルを切り抜けていきましょう。
刺激の少ない無添加入浴剤もありますよ~
スキンケアでのご相談もお気軽にどうぞ。
最後まで読んでくださってありがとうございます