2021.03.29
◆スタッフブログ
花粉症時期に多い「目のカユミ」に
こんにちは かんじんかな~めです。
今や4人に1人がかかっていると言われている花粉症。
スギが終わってヒノキが飛散が多くなってます。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状以外に、
『目のかゆみ、充血、涙』など
目の症状にも現れます。
ある調査で、「花粉症で一番つらい症状は?」
「目のカユミ」と回答した方の
割合が最も高く、目薬が手放せないなど、
日々の生活に悩まれている方は意外と多いようです。
花粉症の時期に多い「アレルギー性結膜炎」。
●結膜炎とは
結膜は両まぶたの裏側と白目の表面部分を覆っている粘膜です。結膜から粘液を分泌することで、眼の表面を潤し、さまざまなトラブルから眼を守っていますが、何らかの原因によって「炎症」が起こると「結膜炎」となり、不快な症状を引き起こすことになります。
原因としては、
・ウイルス細菌感染による「感染性結膜炎」
・花粉やハウスダストなどアレルゲンが原因で起こる
「アレルギー性結膜炎」
の大きく2種類に分類することが出来ます。
●日常生活でのセルフケア
①花粉を避ける対策
・外出時には花粉防御用メガネを使いましょう
・玄関先で衣服をはたいて、
花粉をなるべく持ち込まないようにしましょう
・帰宅後は手洗い時に、洗顔し目の周囲を洗い流しましょう
・日中花粉が飛散している時間帯は、洗濯物を外に干さない
②適切な眼のケア
・カユミが強い時、冷やしたタオルを目に当てましょう。
洗眼薬や人工涙液を点眼して、眼の表面についた
花粉を洗い流しましょう。※水道水は刺激になります
・眼を酷使するようなパソコン作業などを減らし
睡眠を十分にとることで眼の負担を和らげましょう。
●市販薬での対策
漢方において結膜炎などの「眼」の症状は、
内臓機能の乱れが密接に関連しているとされてます。
特に胃の弱い方は、
胃内に不良水分が溜まりやすく
(胃内停水)、
その水が引き起こす「のぼせ」の
いち症状として考えられています。
そして眼のトラブルの原因になる不良水分を取り除いて
これらの症状を改善する漢方処方として
茯苓、桂枝、白朮、甘草の4種類の生薬からなる
『苓桂朮甘湯』(りょうけいじゅつかんとう)
がよく用いられます。が、ドラ中には
この『苓桂朮甘湯』に加えて
炎症を鎮める
黄連、黄柏、山梔子や
胃腸を補養する人参などの生薬を配合した
オリジナル生薬製剤があります。「気上錠」
眼の症状のお悩みの方
目薬つかっても症状が治まらないという方、
めまい、耳鳴りなどにも
ご活用くださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます